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サリュテーション白書――サリュテーションとBluetoothのマッピング


サリュテーション・コンソーシアムとBluetooth、共通のサービス・ディスカバリの開発で協力

1999年8月2日、ユタ州ハイランド発――情報交換技術の改善を目標とするサリュテーション・コンソーシアムは、Bluetooth Special Interest Group (以下、「Bluetooth SIG」)との間で進行中の活動について発表しました。

今回の提携は、両団体のテクノロジーを集約して一つののサービス・ディスカバリ技術を作ることを目的とします。ソフトウェア・デベロッパーにとっては、両者の環境で動作する単一のアプリケーションが作りやすくなります。

サリュテーション・コンソーシアムは、Bluetooth SIG の ソフトウェア・ワーキンググループ サービス・ディスカバリ・タスクフォース に対して、助言と指導を与えてまいりました。

サリュテーション・コンソーシアム会長のロバート・パスコ氏は、次のように語りました。「われわれは、さまざまな通信プロトコルの壁を超えて単一のサービス・ディスカバリ技術の実現に専心しています。Bluetoothとともに取り組むことで、互いに技術要件を交換したり、情報交換用汎用言語の提供に適う事業ニーズについて理解することが可能になります。」

Bluetooth の Service Discovery subcommittee 議長 兼 IBM パーベイシブ・コンピューティング・テクノロジーグループのソフトウェア主任技術者ブレント・ミラー氏は次のように語りました。「われわれは幸運にも、この提携活動の場に、コンソーシアムの専門家の参加をいただいております。その深い造詣と協力により、Bluetooth通信スタックにおけるサリュテーション技術の利用法を実証するプロセスが加速されました。」

両団体の共著によるテーマに関する白書は、こちらでご覧になれます。
http://www.salutation.org/whitepaper/BtoothMapping.PDF

サリュテーション・テクノロジーは、オペレーティングシステムや通信プロトコルには依存しません。このため、デバイス、アプリケーション、サービスの違いを超えて単一のサービス・ディスカバリが実現可能となるのです。

サリュテーション・コンソーシアムはさらに、Bluetoothや赤外線データ標準化団体(IrDA)のために、サリュテーション「ライト」製品も開発中です。これにより、デベロッパーは、両環境に共通の単一のAPIを書けるようになります。

サリュテーション・コンソーシアムは、大手情報技術関連企業によって開発されたロイヤルティー無償のサービス・ディスカバリ・セッション用管理プロトコルであるサリュテーション・アーキテクチャを促進・普及させるための非営利法人です。サリュテーション・アーキテクチャは、オペレーションシステム、通信プロトコル、ハードウェア・プラットフォームに依存しないオープンスタンダードなのです。

メンバー企業は、Advanced Peripheral Technology、Axis Communications 、キヤノン、富士ゼロックス、富士通、Granite Systems、Hewlett-Packard 、 日立、 IBM、コニカ、松下電器産業、三田工業、三菱電機、村田機械、沖データ、リコー、セイコーエプソン、シャープ、東芝テック、Xerox等です。

サリュテーション・コンソーシアムについて、お知りになりたい方は、http://www.salutation.orgをご覧ください。

Bluetooth SIGは、電気通信・コンピュータ業界の大手企業からなる業界団体で、メンバー企業は、データや音声の無線通信のためのオープンなスペックを開発中です。Bluetoothのスペックは、低コスト、近接無線リンクを基盤に置き、9×9mm集積回路中に組み込まれて、定常およびモーバイル通信環境用臨時接続が妨害され難くするものです。Bluetooth SIGの設立メンバーは、Ericsson Mobile Communications AB、IBM、インテル、Nokia Mobile Phones、東芝です。


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