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リコー、Image Communication戦略の実現に向け、Lotusソフトウェア・ソリューションを展示

ドキュメント管理プログラムを通じてリコーのデジタル複写機とLotus Dominoソフトウェアを組み合わせることにより、オフィスや外出先での通信機能を新たな段階へ

1999年4月12日、アトランタ発――白黒/カラーのデジタル複写機で業界をリードするRicoh Corporationは、同社のImage Communicationのビジョンをさらに拡張し、IBMのLotus Notes環境に対応したソリューションをここGeorgia World Congress Convention Centerで開催されたAIIMのブース#1335に展示しました。

新たにLotus Notesに対応するようになったリコー製品は、RICOH Aficio 350/450デジタル・イメージング・システムと、APシリーズの白黒/カラー・デジタル・プリンターです。99年第三四半期には、Ricoh/IBM NuOfficeをサポートした製品も登場する予定です。

リコーのデジタル・イメージング・システムをLotus DominoやNuOfficeソフトウェアと組み合わせることにより、オフィスからでも外出先からでも紙媒体と電子媒体のドキュメントを簡単に橋渡しするソリューションが実現します。リコーの戦略的なビジョンは、だれもがあらゆる形のデータを簡単に作成、変更、処理できるオフィス環境を創り出し、コミュニケーションを無限に拡張することです。このため、文字、数字、写真、イラスト、サウンドなどのデータは最もシンプルな形態、つまりイメージにまとめられます。

NuOfficeソフトウェアにより、Lotus Domino(IBMの子会社であるLotus Development Corp.からリリースされている業界標準のWebサーバー・ソフトウェア)はサリュテーション・アーキテクチャに対応できるようになります(リコーはこのアーキテクチャを支持しています)。サリュテーション・アーキテクチャは、リコー製品をはじめとする各種の機器を利用し管理するための統一的な手段となります。また、このアーキテクチャにより、オフィスからでも外出先からでも、ネットワークで接続されたLotus Notes対応のコンピュータやオフィス機器相互間で情報やイメージをやり取りできるようになります。

リコーのデジタル製品にとって、NuOfficeソリューションは次世代のビジネス・コミュニケーションを表すと同時に、Image Communication戦略の実現に向けた一歩でもあります。リコーは将来においてもこうした「アプライアンス・ライク」な製品の開発を進め、コンピュータ・データとイメージ情報をわかりやすく処理しやすい形でリンクする革新的な製品を通じて、データの自由な交換を促進していく意向です。

「NuOfficeに対応することにより、リコーのテクノロジーとLotus Dominoのプログラミングをご利用されているお客様に対して新しいコミュニケーション・ソリューションを提供できるようになります。」Ricoh CorporationのDocument Solutions & Peripheral Products Marketing, Corporate Marketing Groupディレクター、ユージ・コヤナギ氏はこう語っています。「このソリューションはあらゆる通信機器をインテリジェント端末に変身させます。このソリューションを通じて、ユーザーはドキュメントをこれまで以上に自由にコントロールできるようになり、Image Communicationのコンセプトがより明確になります。」

IBMのパーベイシブ・コンピューティング・テクノロジー担当ディレクター、アジェイ・ゴーパル氏は次のように語っています。「リコーがサリュテーション・アーキテクチャをサポートしたことは、各種のテクノロジーをシームレスにリンクするための標準がさらに認知されたことを意味します。IBMのLotus DominoとNuOfficeソフトウェアをリコーのデジタル・ソリューションと組み合わせることにより、ユーザーは必要な情報に今まで以上に簡単にアクセスでき、生産性がさらに向上します。」

IBMのNuOfficeは情報伝達のいわば「中枢倉庫」であり、生産と利便のためのツールとして、「最先端のコミュニケーション・ソリューションを提供する」というリコーのビジョンを促進します。たとえば、NuOfficeを利用すれば、ユーザーはドキュメントをPCだけではなく、プリンターやその他の周辺機器にも送れます。また、スキャンされたドキュメントをLotus Dominoのデータベースにインポートし、印刷やメールの形で配布することも可能になります。

コヤナギ氏は次のように指摘しています。「外回りのスタッフや在宅勤務のスタッフを数多くかかえる大規模なオフィスやワークグループにとって、NuOfficeは理想的なソリューションです。情報をほとんど自動的に送り、受け取ることができるため、コミュニケーションが円滑になり、ダウンタイムがなくなります。」

Image Communication

リコーにとってImage Communicationは新しいテクノロジー戦略であるだけではなく、作業環境に対する新しい見方でもあります。この新しいオフィス・モデルはこれまでにない柔軟性を特徴とし、したがって高度な柔軟性に対応したソリューションを必要としています。

Image Communicationの戦略はリコーの今後の製品とソリューションの原動力となります。この展開を通じて、家庭、外出先、オフィスのどこからでも中央のデータベースとやり取りして、情報を共有し、転送し、格納できるようになります。

リコーのImage Communication戦略は製品とサービスに関する五つのコンセプトを柱としています。

リコーの今後の製品はImage Communicationを反映し、デジタル情報の交換を真の意味で実現したものとなります。これらの製品を通じ、文字、数字、画像、音声といったあらゆる形態の情報を中央の情報保管ユニットにつなぎ、情報を任意の場所に送り、印刷やその他の形で利用できるようになります。

リコーは環境保護への取り組みも強化しており、情報を電子データに自動的に変換し、紙の使用を最小限に抑える仕組みを作り出しています。

サリュテーション・コンソーシアム

サリュテーション・コンソーシアムは、米国、ヨーロッパおよび日本にメンバー企業を擁する非営利の業界団体です。メンバー企業には、アドビシステムズ、APTi、アクシスコミュニケーションズ、ブラザー、キヤノン、シスコ、富士ゼロックス、富士通、ブラナイトシステムズ、ヒューレットパッカード、日立、IBM、神戸製鋼、小松、コニカ、松下、三田、三菱、村田(Muratec)、オカムラ、沖データ、リコー、リオスシステムズ、サンヨー、セイコーエプソン、シャープ、サンマイクロシステムズ、東芝およびゼロックスなどがあります。

コンソーシアムのWebサイトはhttp://www.salutation.orgです。

Ricoh Corporation

Ricoh Corporation(本社:ニュージャージー州ウェストコールドウェル)は、63年の歴史を持つOA機器の主力メーカーRicoh Company Ltd.の子会社であり、1997年の売上は106億ドルを上回ります。

Ricoh Corporationは多様なオフィス機器とエレクトロニクスを製造販売しています。同社はコンピュータに接続されたデジタル複合ドキュメント・システムの分野のパイオニアであり、急成長するカラー複写機で業界をリードするとともに、白黒の複写機、ファックス機、プリンター、スキャナーなどのサプライヤーでもあります。

Ricoh Corporationは1998年に米国環境保護局(EPA)からEnergy Star Imaging Equipment Partner of the Yearを受賞する栄誉に浴しました。これはEPAが産業界に与える最高レベルの賞であり、Ricohが選ばれたのは、環境保護に積極的に取り組み、省エネタイプの複写機、ファックス機、プリンター、スキャナーの開発と普及において指導的な役割をはたしたためです。

Ricoh Corporationの製品とサービスの全容は同社のWebサイトであるhttp://www.ricoh-usa.comに掲載されています。

Ricoh Corporationの連絡先::    Alicia Dollard, Jay Kolbe                                 

                        Ruder Finn                                                    

                        (212) 593-6343, (212) 593-5858                   

[email protected]          



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