1997年5月19日、カリフォルニア州サンノゼ発 - サリュテーション・コンソーシアムの社長であるリチャード J. オスターマン氏は、当業界団体がマネージングディレクターにロバート F. ペコラ氏を指名したと発表しました。同氏は、北米およびヨーロッパにおけるコンソーシアムのマーケティングならびに参画メンバーの募集活動を担当しています。
ペコラ氏は、オフィスシステム、アプリケーション対応ソフトウェアおよびその他の領域で30年以上もIBMでマーケティングを担当してきました。「アプリケーションソフトウェアおよびオフィステクノロジー分野におけるボブ・ペコラ氏のマーケッティングの実績は、1997年のコンソーシアムの設立趣旨の内容にまさにうってつけです。本コンソーシアムとそのメンバー企業が明日のネットワークのための製品とサービスを製造しているベンダー各社に私たちが提供するビジネスチャンスについて市場を説得するのに、ペコラ氏の存在は大きいでしょう。」とサリュテーションプロジェクトオフィスのIBMマネジャーであるオスターマン氏は語っています。
ペコラ氏は、コンソーシアムの活動にまだ携わっているメアリー・ヒル女史の後を引き継ぎます。同女史は、メンバー企業であるシスコシステムズのビジネス開発担当マネジャーです。
サリュテーション・コンソーシアムは、同報通信クエリーを通じてネットワークの特定のリソースをアプリケーションが特定できるようにする、オープンな仕様を発行しました。サリュテーションの検索機能は、リーガルサイズの用紙を使用しているコピー機の位置を識別できます。あるいは一番近い場所に設置されているカラープリンタを発見できます。この仕様はネットワークトランスポート、ハードウェアプラットフォーム、およびオペレーティングシステムソフトウェアとは関係なく、標準のインターネットおよびその他のメッセージフォーマットに対応します。
サリュテーション・コンソーシアムは、米国、ヨーロッパおよび日本にメンバー企業を擁する非営利の業界団体です。メンバー企業には、APTi、アクシスコミュニケーションズ、ブラザー、キヤノン、カシオ、シスコ、イーストマンコダック、富士ゼロックス、富士通、ヒューレットパッカード、日立、インテグレーテッドシステムズ、IBM、岩通、ジャストシステム、神戸製鋼、コニカ、レックスマーク、松下、マイクロウエアシステムズ、ミノルタ、三田、三菱、村田(ムラテック)、ノベル、沖データ、リコー、リオスシステムズ、サンヨー、セイコーエプソン、シャープ、サンマイクロシステムズ、東芝およびゼロックスなどがあります。
サリュテーション・アーキテクチャについての詳細は、当コンソーシアムのWebサイト(http://www.salutation.org)を訪問してください。