1997年2月3日、サンフランシスコ発 - サンマイクロシステムズは、サリュテーション・コンソーシアムに加盟し、コンピュータ、消費者機器およびオフィス機器をインターネットまたは企業内イントラネット全域で特定し管理するための業界標準プロトコルの開発に参加することになりました。
サリュテーション・コンソーシアムのマネージングディレクタであるメアリー・ヒル女史は次のように語っています。「Javaテクノロジー、インターネットサービスロケーションおよび関連テクノロジー分野におけるサンの豊富な経験が、ネットワーク計算処理分野における本コンソーシアムの作業をバックアップしてくれるでしょう。サリュテーションは、ネットワーク上にどんな機器やサービスがあるのかを見付け出す方法を、ユーザの方々に提供します。これで、ほとんどの場合見過ごされてきた、ネットワークコンピューティングにおける相互操作性の実現に向けて第一歩を踏み出したといえるでしょう。」
一方サンマイクロシステムズの主任技術研究員であるエリック・シュミット博士は次のように語っています。「私たちの企業顧客の多くが、彼らのネットワークをリモートコンピュータおよびモーバイルコンピュータ、オフィス機器ならびに薄型クライアントネットワークコンピュータを取り込むまでに拡張しようとしています。サリュテーション・コンソーシアムによって開発されたテクノロジーは、エンドユーザやネットワークアドミニストレータにも大きな潜在的機能を提供してくれます。 私たちはこのような作業の一端を担えることを、たいへん光栄に思っています。」
1982年の創立以来、「ネットワークはコンピュータである」という唯一のビジョンを掲げてきたサンマイクロシステムズ（NASDAQ"SUNW"）は、企業規模のイントラネットを確立し、インターネットの機能を拡大するためのハードウェア、ソフトウェアおよびサービスの世界をリードするプロバイダとして、その地位を高め続けてきました。年間収入70億ドル以上を誇る同社は、150ヶ国を越える世界の各地に営業所を設け、WWWにホームサイト（http://www.sun.com）を開設しています。
日本市場におけるワードプロセッサの開発企業であるジャストシステムは、最近、単独でコンソーシアムに加入しました。
当コンソーシアムは、1996年の11月に開催されたCOMDEX/Fallで注目を浴び、今後加入企業が増える見込みです。この大会では、サリュテーション対応機器の米国における初公開が行なわれました。デモにはメンバー企業のアクシスコミュニケーションズ、IBM、ノベル、三田、村田（Muratec）およびリコーから提供された製品とプロトタイプが使用されました。
サリュテーション・コンソーシアムは、米国、ヨーロッパおよびの日本にメンバー企業を擁する、非営利の業界団体です。メンバー企業には、APTi、アクシスコミュニケーションズ、ブラザー、キヤノン、カシオ、イーストマンコダック、富士ゼロックス、富士通、ヒューレットパッカード、日立、インテグレーテッドシステムズ、IBM、岩通､ジャストシステム、神戸製鋼、コニカ、レックスマーク、松下、マイクロウエアシステムズ、ミノルタ、三田、三菱、村田（Muratec）、ノベル、沖データ、リコー、リオスシステムズ、サンヨー、セイコーエプソン、シャープ、サンマイクロシステムズ、東芝およびゼロックスなどがあります。
サリュテーション･アーキテクチャの仕様に関しては、本コンソーシアムのWebサイト（http://www.salutation.org）を訪問してください。 (30)
レイモンド G. ナズルまで直接お電話いただく（415/786-4395）か、または [email protected] にアクセスしてください。
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