サリュテーション・アーキテクチャをサポートするイネーブラーおよび製品
一般的にアーキテクチャの価値は、インプリメンテーションの広さと深さで測られます。サリュテーション・コンソーシアムの主要目標は、広範囲に及ぶ多様な製品、アプリケーション、サービスによってサリュテーション技術が実装されることにあります。このようなインプリメンテーションを以下に概説し、適切な場合は詳細な説明および発注情報へのリンクをはりました。サリュテーションの製品リストはこちらでもご覧になれます。
「IBM Content Manager Document Harvester」
(コンテント・マネジャー・ドキュメント・ハーベスター)
2002年4月10日、IBMはデジタル複合機データを企業コンテンツ管理システムに統合するソリューション、IBM Content
Manager Document Harvesterを提供開始しました。サリュテーション対応のデジタル複合機を使って紙文書から電子文書を作成し、IBM Content Managerに保管します。保管された電子文書は、企業レベルのコンテンツ管理に統合され、共有化や業務間連携などにも利用できるようになります。
・ プレス・リリース
・ Content Manager Document Harvester
・ エンタープライズコンテンツ管理
Konica Sitios7165
NetPro
コニカは、ネットワークに対応し、重合トナー採用の高速デジタルマシン、 ネットワーク・ドキュメント・プロセッサー「NetPro」の第一号機を2001年9月26日より発売。
- キヤノンのimageRUNNERi
iR6000i/5000i
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- ドキュメント配信機能や本体からネットワーク上のパソコンやファイルサーバーにデータを直接送信できるネットワークスキャン機能を備え、様々な文書管理システムやデータベースとの高度な連携が可能。2001年9月25日より発売。
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富士ゼロックスのNetwork Able(ネットワークプロトコルキット)、DocuCentre
400FS/350FS/250FS、DocuCentre 401FS/351FS/251FS、DocuCentre 550CP/551CP/450CP/451CP、DocuCentre 600CP/601CP、DocuCentre 705/605/505、DocuPrint 280、DocuColor
1250CP + DocumentGate /2/3、DocuPrint 400/250、DocuPrint
401、DocuPrint260、DocuPrint360
- コピー/プリンター/ファクス/スキャナー機能を備えた主力のデジタル複合機DocuCentre他、DcuPrint、DocuColorシリーズに多数のサリュテーション製品。
- ムラテック販売 ファプリコ V-2100、ファプリコ V-1000、ファプリコ V-940
- ファプリコシリーズ「V-2100」: V-2000の後継機。2001年7月27日より発売。同機は、600dpi高画質コピー・スーパーG3ファクス搭載の複合機で、モデルに両面プリントが可能な両面モデルも同時発表。9月6日、V-2100プリンタモデルのプリンタモデルを発売。
- ファプリコシリーズ「V-1000」: 2001年4月、V-950Superの後継機。分速18枚・スーパーG3FAX搭載。8月11日、オプション「スキャナコントローラキット」を発売。
ファプリコシリーズ「V-940」: 1999年12月発表。2001年10月24日 、最新のプリンタドライバ(Ver3.04)を公開。
- コニカ サリュテーションシステム Ver1.0.1
(Sitios 7040/7140/7033/7133, Sitios 7020/7025/7030/7035, Sitios 7045,
Sitios 7075/7075HV 対応)
- 「コニカサリュテーションシステム Ver1.0.1」では、2000年8月に発売したサリュテーション・アーキテクチャーをサポートする接続用の
ソフトウェア 「コニカサリュテーションシステム Ver1.0」 の対象機種の拡充及び機能追加を行いました。2001年7月2日より発売。
IBMのIBM
NuOffice バージョン 2.0 for Windows 日本語版
2001年1月10日付けで「IBM NuOffice バージョン 2.0 for Windows 日本語版」を発表。NuOfficeは、サリュテーション対応オフィス機器とロータス
ノーツつなぐゲートウェイの役割を行い、ノーツ上でのイメージ・データ入出力を簡便に行うことができ、オフィスにおけるペーパーレス化の推進を行うと共にデジタル・イメージ情報の共有化や迅速な情報伝達を可能とするアプリケーション製品。
村田機械の Information Server for V−2000
デジタル複合機「ファプリコV−2000」シリーズの拡張キット「Information
Server for V−2000」は、一般電話回線網やインターネットなど各種通信網をリンクさせることにより、PC上で紙情報と電子情報のシームレスな変換を実現。オフィスでのドキュメント管理を効率化し、T.C.O削減を推進します。
- コニカ サリュテーションシステム(Sitios 7040/7033シリーズ対応)
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- コニカは、サリュテーション・アーキテクチャーをサポートし、Notes環境に連携するデジタル複合機「Sitios(シティオス)7040/7033シリーズ」のオプションとして、サリュテーション・アーキテクチャーをサポートする接続用のソフトウェア「コニカサリュテーションシステム」を開発し、2000年8月25日に発売。
- キヤノンのMEDIO iR3250 サリュテーションパック
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- キヤノンは、インターネットに対応した新世代のネットワーク複合機「キヤノン
MEDIO iR3250」を2000年7月25日より発売。ドキュメント集配信機能を搭載した新世代ネットワーク複合機「iRシリーズ」を市場投入します。
- 富士ゼロックスのDocuColor 1250 CP Document
Gate 2
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- 富士ゼロックスは、デジタルカラー複合機「DocuColor 1250シリーズ」をネットワークで接続して4台まで連動させることで高速コピーを実現する拡張オプションを開発。DocuColor
1250 CP + Document Gate 2 を2000年5月31日から発売。
- キヤノンのMEDIOサリュテーションシステム
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- Notes環境での文書管理システムとしてキヤノン販売と日本アイ・ビー・エムが、キヤノンの「MEDIO
サリュテーションシステム」と日本アイ・ビー・エムの「NuOffice」サーバーを共同販売。1月末より販売開始予定。
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- リコーの「リモートSCAN」
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- ネットワーク上のクライアントへの自動配信やファクス受信した画像を指定のクライアントへ自動配信。既存のネットワークをそのまま利用して、オフィスに氾濫しているさまざまな紙文書やFAX文書を簡単に電子文書として扱うことが可能になります。1999年6月16日発売
- サリュテーション対応のLotus Notesアドオンの米国での出荷開始の発表
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- IBMはNuOfficeの北米における出荷開始を発表。NuOfficeはLotus Notes Dominoに基づくネットワーク・オフィス・システムで、オフィス機器との間のデータ転送を容易にします。
- サリュテーション対応のRICHO Aficio 350/450デジタル・イメージング・システムの米国での出荷開始の発表
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- デジタル・モノクロ・コピー機およびカラー・コピー機メーカーの最大手であるリコーは、自社のイメージ・コミュニケーション・ビジョンを拡張して、IBMのLotus
Notes環境用に互換性のあるソリューションを追加。リコーの新しい互換製品には、RICOH
Aficio 350/450デジタル・イメージング・システム、AP Seriesのデジタル・モノクロ・プリンターおよびカラー・デジタル・プリンターがあります。
- キヤノンは将来のイメージング・テクノロジー・プラットフォームを通してサリュテーション・アーキテクチャをサポート
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- サリュテーション・アーキテクチャをサポートすることにより、キヤノン製品はIBM
NuOfficeおよびLotus Dominoソフトウェアを拡張文書管理に利用できます。
- 村田機械のサリュテーションFAXサーバー・システムの米国での出荷開始の発表
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- 村田機械の製品には、F-120 FAXサーバーおよびSM-100サーバー・ソフトウェアが含まれます。
- リコーがNuOfficeを採用
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- リコーは今月、デジタル・イメージング・システムに、サリュテーション・アーキテクチャに基づくIBM製NuOffice文書管理ソフトウェアを採用したことを発表しました。
- 3社が、サリュテーション対応の文書管理ソリューションをリリース
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- リコー、ソニー、日立は、サリュテーション対応の文書管理製品をリリースしました。今後もさらに増えていきます。
- XtraWorX Port-of-Entry
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- XtraWorX Port-of-Entry (POE)は新しいソフトウェア開発ツールで、特別なデバイス・ドライバーがなくてもネットワーク全体にわたってプリンター、コピー機、複合機をアクセスできるアプリケーションを構築し展開できます。Windows
95およびNT用のXtraWorX POEは、コンソーシアムと共同でXtraWorX,
LLC (米国ユタ州ハイランド)が開発し、同じく共同で販売されます。詳細については、以下を参照してください。
Port-of-Entry製品パンフレット
Port-of-Entry概要プレゼンテーション
無料のPort-of-Entry製品デモ
- IBM サリュテーション・マネジャ
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- IBM Salutation Managerは機器、アプリケーション、およびサービスの開発者用のツールキットで、開発する製品でサリュテーション技術の実装を可能にします。詳細については、以下を参照してください。
埋め込みシステム用のサリュテーション・パッケージ
- サリュテーションとは
サリュテーションの価値
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- TME 10 NetFinityのIBM NetCubeコンポーネント
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- 新しいWebベースのLAN管理ソフトウェア製品であるNetCube
for NetFinity V1.0は、サリュテーション・アーキテクチャに基づく最初の商用ソフトウェアです。NetCube
for NetFinity V1.0は、日本市場向けに1月29日発表されました。IBMは前年の11月のCOMDEX/Fallにおいて、サリュテーション・コンソーシアムの・ブースでプロトタイプのデモンストレーションを行いました。北米版の予定については、まだ発表されていません。
- LOTUS DOMINO
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- IBM NuOffice V1.0が拡張され、ユーザーの所在(オフィスか外出先か)に関係なく、Lotus
Domino**ユーザーおよびNotes**ユーザーはローカルまたはリモートに情報を共有できるようになります。IBM
NuOfficeによって、Lotus Notesクライアントは、オンライン・コピー機やスキャナーなどの広範囲の情報機器をアクセスできるようになります。機器が直接Lotus
Dominoサーバーにローカル接続されているか、あるいはモバイル・コンピューティング・アクセス技術によってリモートに接続されているかは問題ではなくなります。また、Dominoのユーザーも、新たな情報キャプチャー、保存、検索テクニックも利用できるようになります。
- 富士ゼロックスのNetwork Able for Salutation
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- Network Ableは、ネットワーク上のコピー、ファックス、印刷、スキャンの4つの機能を1台のマシンにまとめたものです。Network
Able for Salutationは、そのネットワーク機能にサリュテーション・アーキテクチャを全面的に利用しています。
- 日本IBMのNuOffice V1.0.
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- Lotus Notesに基づく完全なオフィス環境であるNuOfficeは、企業ネットワーク上でコピー機、ファックス、スキャナー、およびプリンターをフル活用するためにサリュテーション・アーキテクチャを使用しています。IBM
NuOfficeは、コピー機やファックスのスキャニング機能にインテリジェンスを追加して、それらの機器から紙の文書をスキャンしてLotus
Notesに入力することができます。NuOfficeを利用すると、ユーザーはファックスやコピー機から直接スキャンされた文書を電子メールで送信できます。
- NuOfficeではまた、ユーザーはLotus Notesからオフィス機器を操作でき、高速印刷やソート、丁合などの機能の制御や機器の状態確認ができます。
- 三田工業のNetwork Connection Kit for Notes
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- 三田工業は、Antico 30普通紙ファックス用のオプションとして、Network
Connection Kit for Notesを発表しました。このキットを導入すると、他のサリュテーション対応の機器から受信した文書を、ネットワーク上のNotesクライアントに自動的に電子メールとして配布できます。このファックス配布機能は、ITU-T
Recommendation T.30で定義されたSubaddress
(SUB)信号を使用するファックスからも提供されます。さらに、ユーザーはAntico
30をネットワーク・スキャナー/FAX/プリンターとしてNotesデスクトップから使用できます。
- 村田機械のFax Server F- 120/F-150
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- 村田機械(Muratec)はFax serverF- 120/F-150
(暫定名称)を開発予定であることを発表しました。この製品はサリュテーション・アーキテクチャに準拠予定です。Fax
server F-120/F-150はネットワーク・ファックス・モデムとして動作し、PC上で作成された文書をファックス送信します。ファックスとして受信された文書は、中間の印刷手順を省略して転送でき、文書品質を劣化させることなく保持できます。ユーザーは送信したファックスのステータスを照会でき、受け取り側で文書を開いたかどうか判別できます。
- リコーのImagio MF-Pシリーズのデジタル・コピー機
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- リコーは、Imagio MF-Pデジタル・コピー機をLotus
Notesイントラネット環境でネットワーク・プリンター/スキャナーとして使用可能にする、サリュテーション・ソフトウェア・パッケージを発表しました。サリュテーションに対応することにより、Imagioコピー機の各機能(コピー、ファックス、プリント、スキャン)は、ユーザーの利便性を最大化できるように個別に対応できるようになります。たとえばLotus
Notesユーザーは、文書やスキャン・イメージをLotus
Notesメールとしてコピー機から直接別のユーザーのデスクトップに送信できます。リコーは、プリント・サーバー・ソフトウェアおよびスキャナー・サーバー・ソフトウェアのサポートを提供します。
- 日本IBMは、先進的かつ効率的な新しいオフィス環境を実現するソフトウェアを発表
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- IBM NuOffice V1.1を使用すると、ユーザーはファックス情報を電子メールとして受信したり、電子メールをファックスに送信したりできます。発表された製品は、5月に発表されたIBM
NuOffice V1.0で提供されたスキャン、イメージ・インポート、プリント機能に加えて、ファックス機能も組み込みました。NuOfficeは、コピー機、ファックス、スキャナー、プリンター、PC、および関連オフィス機器の効果的相互接続を目指すサリュテーション・アーキテクチャと互換性があります。
- 三田工業のAntico 10と村田機械のFax Server
System V-710S
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- 三田工業の複合機であるAntico 10、および村田機械のFax
Server System V-710Sが発表されました。これらの製品は、IBMのNuOffice
V1.0のファックス機能と共に動作するよう設計された機器の最初の流れを示しています。
- STS Consultingのサリュテーション・コンソーシアム・デザイン用マーケット・シミュレーション・ツール
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- STS Consulting, LLC (ユタ州ハイランド)は、Salutation
API Simulatorを発表しました。この製品は、サリュテーション対応機器間のコミュニケーションをアプリケーションに組み込む開発者のためのソフトウェア設計ツールです。API
Simulatorはサリュテーション・アーキテクチャのAPIコールをシミュレートするWindows
95プログラムです。このようなAPIを製品やサービスに使用する開発者のための学習ツールでもあります。開発者はAPI
Simulatorを使用して、Windows 95 PC上でサリュテーションAPIインターフェースのモデルを作成できます。開発者がAPI「ボタン」を指すと、API
Simulatorは指定された関数をデモし、そのAPIに必要な呼び出し属性を表示します。また、APIコールが使われない場合も示し、サリュテーション対応の機器からの応答をシミュレートします。API Simulatorの試用版 (英文) は、コンソーシアムのWebページからダウンロードできます。